薪の作り方

原木を手に入れる
1. 原木を手に入れる

立木を切る、購入する、もらうなど原木を手に入れる方法は様々です。道路の拡幅などで伐採した木はただ処分する場合もあります。声かけてみると意外ともらえたりします。


玉切りする
2. 玉切りする

《必要な物》チェーンソー
薪ストーブに入る長さは機種それぞれですがバイオマス先進国のドイツの基準だと最大30cmです。出来るだけ長く切った方が切る手間と薪をくべる手間が省けますが、くべた時に炉内で隙間が出来にくく燃焼に障害を及ぼす可能性が高くなります。また、乾燥期間も伸びる為、未乾燥のリスクも高まります。


薪割りする
3. 薪割りする

《必要な物》斧、又は薪割機
斧や薪割機で薪を割ります。日本では太くて長いのが長持ちしてくれていい薪と言われていますが、上記の通りドイツには最大30cm×直径8cmという基準があります。因みにこの基準はストーブのサイズと関係ありません。また、日本では大体手のひら位のサイズ(直径13cmくらい)が良いと言われています。


薪を乾かす
4. 薪を乾かす

《必要な物》薪棚など
ぎっしり並べずにネズミが通るほどの隙間があると風が抜けてしっかり乾きます。また、薪は地べたに置かず、下にも空気が通る様に隙間を開けましょう。地面からの湿気が上がって来ますので高確率で腐ります。
薪の乾燥は20%以下が望ましく、ドイツでは2年間寝かせる事が良いと言われています。水分の確認方法は薪を半分に割り、中心部に含水率測定器(3,800円)を当てて水分量を確認します。

※未乾燥薪を見分ける方法
何度火をつけても消えてしまう・燃えながらジュクジュクと水が出てくる・ドアガラスが毎回真っ黒になるのでを毎日清掃している

暖かい薪ストーブライフを楽しむ為にも良質な薪を作りましょう。